山本元柳斎重國

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山本元柳斎重國(やまもと げんりゅうさい しげくに)とは、漫画「BLEACH(ブリーチ)」に登場するキャラクターであり、護廷十三隊一番隊隊長及び護廷十三隊総隊長を務めていた死神。その驚異的な能力と経歴、彼の最期について解説します。

BLEACH
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「山本元柳斎重國」とは?

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©BLEACH/久保帯人

 

  • 名前:山本元柳斎重國(やまもと げんりゅうさい しげくに)
  • 性別:男性
  • 誕生日:1月21日
  • 身長:168cm
  • 体重:52kg
  • 好きなもの:和食全般
  • 趣味:月に一度隊士たちを集めて茶会を開くこと
  • 所属:死神・護廷十三隊総隊長&護廷十三隊一番隊隊長

 

山本元柳斎重國とは、漫画作品「BLEACH」に登場するキャラクターです。

死神の世界「尸魂界(ソウルソサエティ)」に存在する治安維持組織である「護廷十三隊(ごていじゅうさんたい)」のトップである総隊長を担っている老人であり、同時に護廷十三隊の一番隊隊長も務めています。

初登場は単行本第9巻及びアニメ版第21話より展開される「尸魂界編」であり、登場当初より護廷十三隊の総隊長として威厳ある姿を見せていました。

 

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©BLEACH/久保帯人

 

外見は長いひげを持ち、額に十字傷を持った禿げ頭の老人ですが、その肉体は老人とはいえ筋骨隆々の立派なものであり、数多くの戦場を乗り越えてきた印として刻まれた傷が所々に見られます。

性格もその威厳ある佇まいに相違なく、厳格かつ強固な意志を持った正義感に溢れた人物ではありますが、時としてその意思が冷酷な一面を見せることもあります。

厳しい人物ではありますが、その懐は広く、護廷十三隊には常識に囚われない人員(無法者である「更木剣八(ざらき けんぱち)」や「卯ノ花八千流(うのはな やちる)」こと「卯ノ花烈(うのはな れつ)」、人間ですらない「狛村左陣(こまむら さじん)」など)も雇用されています。

そのためか、護廷十三隊には元柳斎に恩義を感じる人物も多く、尊敬と信頼を集めている人物であることが伺える描写がされています。

尚、アニメ版では誰かを呼び出したことを忘れてうっかりうたた寝をかますなど、お茶目でうっかり屋、かつ愛嬌のあるようなシーンも描かれており、ちょっとかわいいおじいちゃん的な面も見られます。

 

相性は「山じい」ですが、基本的に教え子であり長い年月の付き合いがある「京楽春水(きょうらく しゅんすい)」しか呼んでいません。

また、春水は長い付き合いであるためか、本人の気質のせいか、元柳斎に向けても一切敬語を使わず、フランクな態度で接しています。

山本元柳斎重國は経歴も凄かった!?

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©BLEACH/久保帯人

 

護廷十三隊では一番隊隊長と総隊長を兼任し、癖の強い死神の隊長たちを取りまとめる山本元柳斎重國ですが、彼の経歴も非常に輝かしいものであることがわかっています。

 

まず、山本元柳斎重國は1000年以上も護廷十三隊の総隊長を務め続けています。

彼を上回る実力の死神が、1000年以上現れなかったからです。

当然老齢となってもその実力は健在であり、副隊長格が数人束になっても太刀打ちできない程でした。

互いに始解(しかい)程度の使用であり、本気でかかっていないとはいえ、隊長格の中でも実力者であった8番隊隊長「京楽春水」と13番隊隊長「浮竹十四郎(うきたけ じゅうしろう)」を同時に相手取っても一切ひけを取りません。

尚、老齢となった影響か、実は公式ファンブックである「カラブリ+」内では体力の数値が60と若干の衰えが見られますが、その体力の低下が感じられる描写は最後まで一切ありませんでした。

攻撃力、防御力、機動力、鬼道・霊圧、知力といった数値は全てMAX値である100を記録しています。

 

次に、実は元柳斎は死神の学校として登場する「真央霊術院」の創設者でもあるのです。

2000年前に死神を育成、教育するための基礎を作り、後の護廷十三隊を担う人員を輩出していくシステムを作った人物だったのです。

今の護廷十三隊があるのは、元柳斎の功績であったと考えられるでしょう。

 

ちなみに、2000年程昔は「元柳斎」とは名乗っておらず、「山本重國」の名を持っていました。

 

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©BLEACH/久保帯人

 

その頃は剣術の師範としても活動を行っており、自ら開いた流派である「元流」の剣技を教えていました。

当時の教え子として存在したのは、元一番隊副隊長である「雀部長次郎忠息(ささきべ ちょうじろう ただおき)」であり、元柳斎の最も古い付き合いを持った死神であると考えられます。

 

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©BLEACH/久保帯人

 

重國を名乗っていた頃の元柳斎は額の傷も一本であり、特徴的であったノの字の傷から、忠息に「ノ字斎(えいじさい)」と呼ばれていたようです。

後に卍解(ばんかい)を会得した忠息との手合わせを行った際、忠息によって傷を一本増やされ、いつもの十字傷になりました。

十字傷になった後より「十字斎(じゅうじさい)」と渾名されるようになりましたが、「自分ごときがつけた傷で愛称が変わった」と忠息が気にしたため、自ら「元柳斎」を名乗るようになったというエピソードがあります。

 

更にBLEACHの最終章に登場した「見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)」とは1000年前に一度対峙しており、見えざる帝国のトップである「ユーハバッハ」とは宿敵関係にあると語られています。

ユーハバッハとは1000年前に刃を交えており、当時全盛期の実力であった元柳斎はそのユーハバッハを自らの手で下しています。

詳細は不明にしろ、とどめを刺すことは出来ていませんでしたが、作中でもラスボス扱いされる彼を一度は下しているのですから、半端ではない実力を誇ることは確かです。

山本元柳斎重國の実力は?斬魄刀の能力は?

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©BLEACH/久保帯人

 

「老いてなお盛ん」を体現する山本元柳斎重國ですが、実力は当然作中最強クラスであると描写されています。

前述の通り「1000年も彼に匹敵する死神が現れなかった」「隊長格二人を軽くあしらう」「副隊長が束になっても叶わない」「BLEACH作中最強クラスのユーハバッハを一度下している」という実績がそれを物語っています。

破面(アランカル)編終盤にて片腕を失い、以降は片腕での戦闘を行うようになりますが、そんなハンデを感じられないような圧倒的風格と実力を兼ね備えた存在です。

 

ですが、総隊長という組織のトップという立場上の関係か、または老齢であるためか、それとも後述する斬魄刀(ざんぱくとう)の特性上か、あまり前線に立つことはありません。

そのため、戦闘描写は片手で足りる程となってしまっています(しかも参戦した戦いの大半で、相手の凄さを見せつけるために踏み台にされている)

それでも隊員とは強く厚い絆で結ばれており、元柳斎が本気を出せば彼の霊圧を感じた護廷十三隊の死神たちを奮起させ、再び戦闘に駆り立てるだけの激励能力も持っています。

山本元柳斎重國の始解は?

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©BLEACH/久保帯人

 

山本元柳斎重國が扱う斬魄刀の始解は「流刃若火(りゅうじんじゃっか)」です。

焱熱(えんねつ)系最強にして最古の斬魄刀とも言われており、源流でありながら未だ流刃若火を越える斬魄刀が確認されていないことがわかります。

解号は「万象一切灰燼と為せ(ばんしょう いっさい かいじんと なせ)」となっております。

普段は杖として携帯しており、戦闘になると杖から刀剣に姿を変えます。

 

能力は炎を発し、炎を操るものであることがわかっています。

解放と同時に刀身は炎に包まれ、強大な熱と炎での攻撃を行います。

その炎は作中でも類を見ない程に強力であると描写されており、始解程度で雲が蒸発してしまう程でした。

更には副隊長クラスが数人がかりでも止められなかった「アヨン」を一撃で葬り去り、そのまま破面のNo.3である「ティア・ハリベル」の従属官(フラシオン)であった三人娘「エミルー・アパッチ」「フランチェスカ・ミラ・ローズ」「シィアン・スンスン」も一撃で戦闘不能にしてしまっています。

威力が高すぎる上にかなりの広範囲をカバーするだけの射程を持っており、下手に開放すれば味方すらも巻き込んでしまう可能性があると考えられます。

これが元柳斎が前線に滅多に出ない理由でもあると思われます。

 

尚、始解だけで並みの卍解を軽く凌駕するだけの能力を持っているため、作中では警戒されることも多くなっています。

特に「単純な戦闘能力だけなら自身より上」と元柳斎を指して称していた「藍染惣右介(あいぜん そうすけ)」はこの流刃若火への警戒心を強めており、流刃若火対策専用の虚(ホロウ)として、「ワンダーワイス・マルジェラ」を用意するほどでした。

 

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©BLEACH/久保帯人

 

山本元柳斎重國の卍解は?

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©BLEACH/久保帯人

 

始解だけで戦闘が進められること、戦闘回数が極端に少ないため、長らく披露はされてこなかった卍解ですが、その後「千年血戦編」にて満を持して登場しました。

名前は「残火の太刀(ざんかのたち)」で、解号は不明です。

解放すると刀身を包んでいた火炎は消え失せ、焼け焦げた刀身を露わにします。

一見すると非常に地味で小さな卍解ですが、その能力は卍解なだけあって始解など足元にも及ばぬほどのものとなっています。

 

まず、発動すると元柳斎が太陽を纏っているも同然の熱量を放ちます。

そのため、その場にいるだけで万物万象を焼き尽くすだけの熱と炎を発しており、ヤワな相手では対峙するだけでその身を焦がされてしまいます。

千年前、ユーハバッハと対峙した時は「斬ったものすべてを爆炎で焼き尽くす」という能力を見せていましたが、実はこの能力が全てではないということは語られていたようです。

次に、発動するだけで尸魂界中の水分が蒸発していき、異常な乾燥状態に陥らせてしまうという天候操作能力を持っています。

このことから、発動が長引くと逆に尸魂界全域を危険にさらすという諸刃の剣の一面を持ち合わせています。

更には残火の太刀発動中は「日番谷冬獅郎(ひつがや とうしろう)」や「朽木ルキア(くちき ルキア)」らが持つ氷雪系斬魄刀は一切使用不可になるという欠点もあります。

また、「死者を一時的に使役する」という規格外の能力を持っており、自身が今まで焼いた者の灰に熱を与え、骸骨の一群として扱っています。

 

あまりに広い能力範囲を持ち、全ての能力が攻防一体の、絶大な力を持った卍解であるため、戦闘時間に大きな制限がかけられる上、周囲の味方を巻き込まないように使用するしかありません。

一歩間違えば全てを滅ぼしかねないほどの力を見せつける流刃若火・残火の太刀は、焱熱系どころか全ての斬魄刀を見ても最強最高の能力を持った刀であると言っても過言ではないでしょう。

山本元柳斎重國の最期

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©BLEACH/久保帯人

 

BLEACH作中にて長らく最強の死神として護廷十三隊に君臨し続けてきた山本元柳斎重國ですが、作中終盤「千年血戦編」で死亡してしまっています。

その経緯は以下の通りでした。

 

見えざる帝国の尸魂界侵攻時、最も信頼を置いていた部下、雀部長次郎忠息を殺害し、卍解を奪った仇敵「ドリスコール」をあっさりと焼き尽くして打ち倒した元柳。

1000年前にも対峙した宿敵ユーハバッハとの対決に挑みます。

見えざる帝国のトップでもあるユーハバッハと相対する元柳斎は、卍解を解放して戦闘に臨みました。

卍解「流刃若火・残火の太刀」を発動した元柳斎の能力は凄まじく、1000年前と同様にユーハバッハを地に下すことに成功します。

 

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©BLEACH/久保帯人

 

これで決着がついたかと思いきや、実は元柳斎が下したのはユーハバッハではなかったのです。

 

元柳斎が卍解を発動してまで倒したのは、ユーハバッハの部下であり、聖十字騎士団の「ロイド・ロイド(弟の「R」のロイド)」だったのです。

 

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©BLEACH/久保帯人

 

Rのロイドの能力は「貴方自身(ジ・ユアセルフ)」であり、他人の姿形や記憶、精神の全てを真似ることが出来るというものだったのです。

その能力によって完全にユーハバッハの影武者として存在していてたRのロイドですが、実力だけは真似ることが出来ず、自分よりかなり格上であった元柳斎にあっさりと負けてしまったのです。

Rのロイドを犠牲にし、元柳斎の前に姿を現したユーハバッハ。

彼は元柳斎の卍解の全てを目の当たりにしていました。

そのため、「星章化(メダライズ)」による卍解簒奪の制限である「底の知れないものは奪えない」という条件をクリアされてしまったのです。

 

1000年前と同じように対峙する元柳斎とユーハバッハ。

ですが、その力関係は完全に逆転していました。

片腕の元柳斎ではユーハバッハに勝つことは出来ません。

星章化によって卍解をあっさりと奪われてしまいます。

そして、全盛期よりも体力の衰えた元柳斎を、一太刀で真っ二つに切り伏せてしまいました。

 

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©BLEACH/久保帯人

 

二つに切り分けられた元柳斎は死体すら残らぬようにユーハバッハによって斬魄刀共々粉砕、消滅しました。

作中でも最強として扱われた人物の、あっけない最期でした。

 

尚、奪われた卍解ですが、あまりの強力さにユーハバッハしか使用することが出来ないと言われていたのですが、ユーハバッハが見えざる帝国のトップであまり前線に出ることは無かったため、結局は一度も使用されずに終了しました。

一度くらいは使用して、その脅威を見せつけてほしかったと思うのですが。

まとめ

護廷十三隊の総隊長であり、護廷十三隊一番隊隊長としても1000年君臨していた実力者死神「山本元柳斎重國」について見てきました。

強キャラであることは間違いがないのですが、要所要所で敵勢力最強クラスの相手の実力を強調するために登場していたような印象がぬぐえません。

そのため、よく無能であると言われたり、ネタ扱いされることも度々ありますが、打ち立てた功績や護廷十三隊隊員たちとの絆や信頼感は本物であるということが伺えます。

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